DS923+ USB有線LANアダプターで2.5GbE化

まずは安上がりな方法を試そうと、IOデータのETQG-US3を使ってDS923+のLANを2.5ギガビットイーサ化してみました。

これを買ったのは、チップがRealtek RTL8156Bで発熱が低くて安定しているという評価が多かったからです。
2.5GbEのUSB-LANは結構発熱が酷くて、夏場は熱暴走するなんてのが散見されていたので…
ただ、ドライバーがRTL8156Bには対応していないとかいう噂もあったり(大丈夫との書き込みも合ったり)少々不安の残る選択でした。

bb-qqさんがGit hubに公開してくれているドライバーを使います。

ウチのDS923+はDSMのバージョンが7.2でパッケージ アーキテクチャがR1000なので、Assetsの下の”Show all 46 assets”をクリックして全てを表示させ、赤枠のものをダウンロードします。

※”46″は今後変わる可能性があります。

ダウンロードしたドライバーは、DSMのパッケージセンターから手動インストールをしますが、1回目は必ず失敗します。
インストールが失敗したらその画面のまま待機して、SSHで接続した端末から下記のコマンドを叩きます。

sudo install -m 4755 -o root -D /var/packages/r8152/target/r8152/spk_su /opt/sbin/spk_su

※改行なしです。

その後インストール失敗の画面から再度インストールを行うと…

無事にインストールが完了します。

ここでETQG-US3 → LANケーブルを接続してみますが、ネットワークインターフェースを確認してもLAN3が出てきません。
再起動しても認識していない。
ドライバーのインストールに失敗したのかと思いましたが特にエラーが吐かれているわけではなく、「RTL8156Bは未だに対応してないの?」と思ってドライバーをアンインストールしようとパッケージセンターを開くと、なんと実行されていませんでしたww
インストールしただけではなく実行しなければならなかったのですね。
だって上の画像の通り、インストールのダイアログの中で「インストール後に実行します」にチェックしてたんですもん。
当然動いてると思うじゃないですか…
実行したら無事ネットワークインターフェースにLAN3が出てきて認識されました。

ここで有線LANでPCとルーター(F660P)を繋いでスピードテストを実行したら、やっぱり990Mbpsくらいしか出ません。
やっぱり1GbEでは頭打ちだったんですね。
「じゃあ意味ないかな」と思いつつCrystalDiskMarkを実行してみると…

元々ほぼ上限値の118MB/s出ていた項目はそのままに、他の項目が速くなってます。
特にランダム4KはQ32T1がリードもライトもほぼ倍、Q1T1に至っては6~8倍のスピードアップです(@_@)
F660Pのイーサネットポートは1GbEなのに意味あるの!?

これで無線LANでもそのままなら良いと思ったのですが、切り替えるとインターネットの速度は1.2Gbpsくらいに戻りましたが、CrystalDiskMarkの値は元に戻ってしまいました。

ってことは、無線LANだとファイルアクセスが遅いってことなんでしょうか。

でもこれでスマートライフオプションを付けて、ルーターをSONY製のNSD-G1000Tにしてもらうと良いことがある気がしてきました。
今週どこかで申し込んでみるかな…

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